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新型肺炎SARSとは? Q&A(2003年6月)
皮膚科医師 近藤 隆男

 サーズは新種のコロナウイルス(顕微鏡で光輪や王冠のような光冠〈コロナ〉の形に見える)によって起きる、重症の肺炎です。

Q1 SARSの感染経路は、どのようなものがあるのですか?

 飛沫感染(感染者の咳やくしゃみによる飛沫を、他の人が触ることによって間接的に感染が起こること)が主な感染経路と考えられます。このほか、接触感染・直接接触感染(感染者と直接接触して感染する)・間接接触感染(感染者の血液・分泌物・排出物から感染する)がありますが、空気感染(空気中に浮遊して病原体を吸い込むことで感染。代表例はインフルエンザ)は香港、カナダの症例から今のところ考えられません。

Q2 SARS予防策で『手洗い』が1番目になっていますがなぜですか?

 例えば、エレベーターのボタンに付いたSARSを含んだ飛沫が、それを押した指に付着し、食事時に口から進入するという飛沫感染を回避するのが目的です。SARSの感染経路は、この飛沫感染の可能性が高いと考えられますので、『頻回な流水による石鹸での手洗い』が予防(特に食事前)としてとても有効といえます。同時に『うがい』をすることも重要。

Q3 SARS予防策に『マスクをする』ことが4番目にありますが、優先順位がなぜ低いのですか。

 空気感染の可能性は低いと考えられているからです。SARSは、飛沫感染と接触感染(直接・間接感染)での可能性が高いと考えられていますので、一番有効な予防は『頻回な流水による石鹸での手洗い』です。(特に、食事前)

Q4 航空機内やエレベーターのような狭いところでは感染はしないのでしょうか。

 空気感染の可能性はほとんどありません。飛沫や接触(直接・間接)に起因すると考えられますので、航空機やエレベーターに搭乗したから即危険とはいえないでしょう。ただし、Q2で記載したように予防策を講じることが重要です。

Q5 マスクは、医療従事者が使用するような特別なマスクが必要です。特別なマスクはどこで購入できますか?

 (SARSに感染した患者が他人への拡散防止の目的であれば別ですが)感染予防目的では医療従事者が使用するような特別なマスクは必要ありません。通常薬局にて販売している風邪や花粉症の人が使用しているもので充分です。

Q6 SARSの死亡率はどの位ですか?

 SARSの死亡率は、感染者の約8%と言われています。インフルエンザの死亡率(約0・04%程度)よりは高いですが、過去に発生したエボラ出血熱での死亡率(約40%程度)よりは低いことになります。

Q7 家族がSARS伝播確認地域から帰国し、38度程度の熱があり咳もあるのですが、直接病院にいってもよいでしょうか?

 直接病院に行かずに、まず、病院に電話してください。それから、病院の指示に従ってください。

(社)日本旅行業協会
日本旅行医学会のホームページから転載させていただきました
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